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こんにちは!

大田区の蒲田、雑色、六郷、川崎、梅屋敷エリアのF.C.C.蒲田整骨院です!

本日は何もしていないのに腰が痛んだ時の話です。

 キッカケが無いもない腰の痛みでは時として過去の腰痛のケースを引き合いに出されることがあるが1年以上前の腰痛が今現在の腰痛に関係していることは考え難いことである。

人は一定の自己治癒力をもっており、その範囲内であれば有る程度のダメージでも自然に回復する。

原因に心当たりがあるものの多くは筋肉に由来するもの、心当たりが無い多くは関節組織に由来するもの。

原因の多くは自分では常識だと思っている中に隠れており何もキッカケがないものでは①内臓、②機能低下、③姿勢、④精神、⑤食事、⑥柔軟性、⑦ダメージの蓄積など様々なものがあります。

 

キッカケが思い当たらない腰の痛み

ぎっくり腰や慢性腰痛など持病をお持ちになられている方、もしくは最近になって初めて腰が悪くなってきた方では何がときとして何もしていないのに腰が悪くなることがあります。

例えば息子の運動会の綱引きを頑張りすぎた、スキーやサッカーなどのスポーツをしたという明らかなキッカケがあって発生したのでしたら「ちょっと頑張りすぎたのだろう」とか思えます。力仕事をして重たいものを持上げて腰を悪くしたということでしたらそういったことが原因なのだろうとハッキリと先生に伝えることができます。ところがそういった心当たりがまったくないケースもあるわけです。

何年も前のぎっくり腰の経験を仰られる方もいる

こういったキッカケに思い当たる部分の無い方では、
「事の発端は3年前にぎっくり腰になったことだと思います。」

と、かなり過去のことをおっしゃられることもあるほどです。中には60代の女性が
「子供を4人も出産していて・・・」
などと遠い昔の記憶を思い出される方もおられます。

1年以上過去の腰痛は関係性はない。

このときに大切なことですが、通常腰が悪くなったときであれば1年以上過去に患った腰痛は余程の大きな怪我に起因するものでなければ関係性は無いと断言しても良いということです。

例えば交通事故で腰椎を骨折したとか、高い所から飛び降りて腰部の筋肉が広範囲に肉離れしてしまったとか。

バットで殴られたとか、スキーのハイジャンプをして着地の瞬間になったとかこういった極端に大きな力が直接的に腰部に働いて発生するようなものでしたら関連性はあると言えます。

しかし、私達が日常生活や趣味のスポーツの程度でなるような原因であれば、それが数年間経ってなんらの腰痛の引き金になることは考えられません。

腰痛は通常1年間経過したならばどれほど悪いものであっても自然治癒が得られるはずであり、ダメージが未来永劫に渡って蓄積されて残り続けるようなものではないのです。

自己治癒力を上回るダメージが蓄積されない限り元通りに回復する機能を持っている。

私達には自然治癒力(自己治癒力)が備わっておりますので、基本的には1年経ったらほどんどの腰痛は完治します。

それこそ腰椎が骨折しているようなものでもきちんと折れた部分を元通りの位置に戻す整復処置をしたり、腰椎が脱臼しているようなものでも元の位置にさえ戻っていれば1年後には正常に戻ります。

もし仮にそういった1年以上続くような腰の痛みがあるとしたら基本的には腰部に絶えず何らかのダメージが蓄積されており、自己治癒力を上回る負担を常に腰部に与えていることが考えられます。

この自己治癒力を障害する原因に着目する必要があるのですがそれが何なのか?これを一般人が知ることはなかなか難しいです。

原因に心当たりがあるもの=筋肉から由来するもの

基本的な考え方として、原因に心当たりがあるものというのは筋肉が原因になるものが圧倒的多数を占めるとお考えになっていただくとわかり易いことでしょう。

体を動かす原動力となるのは筋肉です。筋肉は私達が意図して動かさない限り勝手に動くことはありませんよね。意図して動かせるのは逆に筋肉だけです。

意図して動かせば当然記憶に残ります。大きなモーションをしたり、長時間に渡る動作、窮屈な姿勢を保ち続けるなど記憶に残る要因があればそのほとんどは筋肉から由来するものです。

自分以外の力で損傷するものでハッキリした原因があれば関節組織に由来する

もちろん格闘技で関節技を掛けられたときのように自分以外の力によって痛めるケースもありますがこの場合は関節組織(靭帯・関節包・腱・骨)を損傷します。

つまり、キッカケに心当たりがあり尚且つ自分の力以外が働いて発生した障害には関節組織の損傷が考えられます。

原因に心当たりが無いもの①内臓から由来するもの

ではまったくキッカケに心当たりが無いものとしては何があるのか?とても稀なケースになりますが腰部の疾患とは全く関係性のない内臓から由来するものなどが上げられます。

例えば胃腸、腎臓、腸炎、膀胱、子宮などの痛みも全くきっかけ無く発生します。癌が骨に転移したり、骨が原発部位となる癌でも心当たり無く痛みが生じます。

しかし、この場合はどのような姿勢をとっても腰に痛みが現れますので比較的にわかり易いです。通常の運動器(骨・関節・筋肉)が原因する場合には寝てジッとしたり、何らかの安静姿勢を取ることで痛みが緩和されますので姿勢の影響なく痛みが継続するかどうかですぐに判断できるものです。

②機能低下に由来するもの

次に心当たりの無いものの代表としては体の機能低下に由来するものです。

例えば自分では自覚が無いのですが私達は一般的に25歳を過ぎると毎年1%づつ筋力が下降線を辿って衰えて行きます。

するとこれまで普通に行っていた動作が次第に困難になって行きます。だんだんと当たり前の動作が難しくなり、困難な動作になって行くのです。

困難な動作をすれば普通であれば意図しないほどの手荷物を持ったり、歩き回ったりする程度の動作であっても関節や筋肉に負担が加わります。筋肉が衰えて失われてしまいますと血液を循環させるためのポンプとしての作用も果たされなくなりますから筋肉が疲れやすくて痛みを生じさせやすいです。

毎年同じ時期になるとぎっくり腰を患ってしまうようなケースでは大抵がこのタイプが多いです。

③姿勢に由来するもの、関節の遊びが衝撃を和らげる

たびたび整体や姿勢の指導、体の痛みの原因を説明する場面ではヘビのクネクネする玩具が例として登場することがあります。

ヘビの玩具でいくつもジョイント部分があり、ジョイントがグネグネと動きます。人間の背骨もこのように各関節が自由自在に動くものだと思ってください。

通常真っ直ぐ立っているときには前後に関節部分が動きますので何か不意に衝撃が加わってもこのグネグネの関節の遊びによって衝撃を優しく吸収することができ関節を痛めません。

関節の遊びを生かすためには筋力で背筋を保つ必要があり疲れる

しかし、背骨の関節のグネグネを衝撃吸収に生かすためには常に姿勢を真っ直ぐ筋肉によって起こして背筋をまっすぐにした状態を筋力で保持しないといけません。

したがって物理的に耐久性が強い半面で足腰の筋肉に疲労をためやすいのです。

背筋を丸めると遊びが失われる半面、連結が強固になるため楽

ところが私達の多くがイスに腰かけて過ごしているときに無意識に腰を丸める姿勢を取られることでしょう。

イスに腰掛けて腰を丸めて過ごしているときには同じように背骨の配列が最大限の彎曲率を描いている。

この状態になりますと関節部分を連結する軟部組織の耐久性だけで関節の連結を支えております。

各関節には一切の遊びがありません。しかし、連結を軟部組織に依存しているため姿勢を支える筋力をほとんど動員しません。

したがって長時間腰かけていても楽に過ごせます。腰を丸めた老人のような姿勢というのはその姿勢が関節軟部組織の物理的な耐久性に支えられているためほとんど筋肉を用いず楽に思えるわけです。

背骨を丸めると筋力の衰えを招き、関節に加わる負担が大きい

ただし、筋肉をほとんど使いませんから次第に筋力が衰えて腰が弱ってしまうことも事実です。

また軟部組織の耐久性に依存した姿勢ですから常に上下から重力の影響を受けておりますと次第に背骨の関節に負担が加わって関節を痛めてしまいます。

背中を全開まで丸めて関節軟部組織の耐久性だけで姿勢を支えておりますと常に重力の影響で背骨全体が上下から押される力が加わります。

すると人体では腰部に当たる最も彎曲率の高まった部分に負担が集中して腰を徐々に痛めてしまうのです。

腰椎は背骨の中では最も前後屈(前後に背骨を曲げたり反らす)を担う部位なので彎曲率が高くストレスが集中しやすいです。

もっとダメージが蓄積すると腰部の負担の大きい箇所がポキンと壊れてしまい、彎曲が過剰になります。すると先ほどのような背骨の耐久性で稲穂のように姿勢を支えることも困難になり、毎回折れた部位に彎曲ストレスが集中して、同じ箇所に痛みを引き起こすようになります。

こういった姿勢によるものは当のご本人は楽な姿勢で居るつもりですから原因を振り返ってみても思い当たる節がありません。

自分にとってはそれが当たり前なので原因を周囲から「姿勢が悪い」などと指摘されても「あぁ~そうですか」ぐらいにしか受け止めることはありません。

④精神的な要因

また不倫・家族の死別、異性にふられた、業績の悪化、落第など精神的な要因やストレスなど目に見えない心理的なダメージを負ってしまうことでも体は調子を崩します。

私達の脳には自律神経(無意識で体調をコントロールする神経)の中枢がありこの中枢は精神からの影響を受けておりますので、

メンタル的に不調に陥るとやはり不眠を来たしたり、食欲を失ったりと何らかの自律神経の不調につながり、そういった不調が間接的に腰部の不具合を起こす原因となることもあります。

⑤食事

現代人女性に良くある原因として食事の欠乏による体力の低下があげられます。

男性では過食の体重増加による関節負担があげられます。

しかし、こういったものも周囲が当の本人に注意を促しても遠い話のようにまともに取り合うことはありません。

ご本人にとっては意識の外の話です。不思議な話ですが、今現在持病にお悩みになられている世界中の女性に摂取カロリーを20%増やしていただきますとその半分以上の持病が改善する可能性があると言われているほどです。

⑥柔軟性低下

他には現代人に良くあるものとしては柔軟性の低下が上げられます。

現代人はデスクワークを主体としておりますのでどなたも体が硬いです。

例えば長座で腰かけた状態から開脚して胸を床に近づける股割りストレッチをしたときにどれだけの人がペッタリと胸を床にくっ付けることができるでしょうか?98%のデスクワーカーは体が硬くてそのようなことはできません。

また、立位体前屈をしたときに辛うじて指が床に届く程度でも「俺って柔らかいでしょ!」と自慢されるぐらい体が硬いです。

本当は手の平がぺったりと床について初めて正常な柔軟性ですが、周囲の方も同様に体が硬いのでほんの僅かに体が柔らかければ優れていると勘違いしてそういった原因が意識の外に有る場合もあります。

⑦力仕事によるダメージの蓄積

また、慢性腰痛だとおっしゃられる多くの肉体労働の男性の場合では日頃の力仕事によるダメージの蓄積によって腰部の椎間板や関節組織がボロボロになっており腰に痛みを引き起こしていることがあります。

自分では普通にして過ごしているつもりなのですが自己治癒力を上回る腰部の負担が常に腰に加わっているため腰を悪くしているケースもあります。

こういった場合は毎月小まめに治療院に通って体をオーバーホールするなど自己治癒力を最大限に高めておかなくてはなりません。

原因は常識の中に隠れていることがある。

原因が思い当たらないと仰られる方には当然のことですが腰部の経年劣化(使い続けて古くなるころ)が背景にあることが圧倒的に多いです。

しかし、その多くはご自分では常識であると思う中に本当の原因が隠されていることが多く、そういった常識の中にあるからこそ周囲からそのことを指摘されても自分では普通だと思われて何もしないのです。

逃れられない現実を悟るまで人は周囲の意見に真剣に耳を傾けないもの。

性格や治療に対する姿勢の問題ではありません。やはり結果的に追い詰められて他に選択肢がなくなるまで患者様は現実を逃避して受け入れようとはしません。

そして、悩みを抱え続けます。離婚や家庭崩壊、会社の解雇、手術など直面した受け入れ難い現実から逃れられないことを悟ることで初めて周囲の意見に耳を傾けられるのがほとんどなのです。

ということで原因の分からない何もしていない腰の痛みについてでしたが、原因は皆様の常識の中に絶対にあります。

今はそこに目を向ける心の段階に至っていないだけであり、時が経てば絶対にそこに考えが至るはずです。

 

大田区の蒲田、雑色、六郷、川崎、梅屋敷エリアのF.C.C.蒲田整骨院では、常に患者様の日常に寄り添い、日常まで目を向けて根本的な治療をしていきます。

大田区の蒲田、雑色、六郷、川崎、梅屋敷エリアのマルエツかまた店2FにあるF.C.C.蒲田整骨院では、

症状に対して、どういった状況であるか細かく問診・検査し専門の治療家が症状安定へのプロセスを導きます。

また、ライフスタイルや使用頻度等も考慮し適切な通院指導も提案させていただきます。

腰痛でお悩みの方ぜひ一度、大田区の蒲田、雑色、六郷、川崎、梅屋敷エリアのマルエツかまた店2FにあるF.C.C.蒲田整骨院にご相談ください!

 

F.C.C.蒲田整骨院情報

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